お口の中の細菌除去
酸化電位水
当医院では、「殺菌水=酸化電位水」を皆様に御提供しています。
酸化電位水=Electrolyzed-Oxidizing Water:EO 水は水を電気分解処理することにより生成されるpH2.5、酸化電位1100mVを有する水に変化したものです。
EO水は殺ウィルス作用と殺菌作用があります。
たとえば、エイズ、B型肝炎、C型肝炎、ヘルペス等のウイルスやMRSA、インフルエンザウィルス、また、口腔病原細菌及びカンジタ等のウィルスや細菌をほとんど瞬時に殺してしまう力があります。
EO水は強酸性で、少し酸味がありますが、細菌、ウィルス、体液と反応した後、ただちに普通の水に戻りますので、人体にはまったく無害です。
EO水の使い方
お口の中の使い方
お口の中は体内に侵入してくる悪い菌やウィルスがいっぱいです。EO水は、ムシ歯の原因菌を抑制し、ムシ歯を予防します。
また、のどのうがいに使用すれば、かぜの予防に役立ちます。
お口の中の使用例
- ムシ歯の原因菌を抑制し、ムシ歯を予防します
- 歯肉炎、歯周病の予防。口内炎の改善に
- 口臭予防として使えば息もさわやか
- 唾液の減少などでお悩みの方はお口の中のネバネバ感がなくなりスッキリします
- 収れん作用により、粘膜の消炎、鎮痛効果が期待できます
- かぜの予防やのどの痛みに
かぜの予防や・のどの痛みはガラガラうがい
1うがいをする前に、水道水で口をすすぐ
2EO水を使う量だけをコップに移す
3のどにEO水が届くようにガラガラうがいをします
4吐き出したあとは、おなじように2~3回くりかえしておわり
歯磨き・お口の中の洗浄はブクブクうがい
1いつものように歯みがきをする
2コップにEO水を適量入れ、歯ブラシにEO水をつけながら水歯みがきをする
3歯みがき後は、新しいEO水(25cc~35cc)で、ブクブクうがいをする
※冷たい水が歯にしみる方は、使用する量だけ別の容器に移し、適温にあたためて使用してください
EO水使用上の注意事項
保存について・・・
- EO水は時間が経つと効果がなくなります。
- 保存用ボトルのEO水は必ず1週間以内で使い切る
- 一度ボトルから出したEO水は使い切り、残液は処分する
- 保存は直射日光を避け、涼しい場所に保管する(冷蔵庫の保存が理想)
医療機関での応用例
アトピー性皮膚炎
はっきりとした原因がわからないアトピー性皮膚炎。「ステロイド剤」は、効果は期待できますが、副作用が強いことが知られています。一部の皮ふ科では「ステロイド剤」の離脱療法として、「EO水」を併用し、副作用の軽減に役立てています。もちろん、「EO水」の使用だけで完治するわけではありません。
アトピー性皮膚炎の多くは、そのカユミから、睡眠中に患部をかきつぶし、雑菌による患部の悪化の症状がみられるのが特徴です。
「EO水」は、薬品に見られるような副作用がなく、皮ふの殺菌ができるため、2次感染の予防や、防止に役立てるほか、カユミに対する緩和作用が期待できます。
※ステロイド剤をご使用の方は、使用を中断しますと、リバウンド(症状の悪化)することが考えられます。「EO水」との併用をお考えの場合は、必ず専門医と相談し、指導を受けてからご使用ください。
床ずれ・口腔内清掃
医療現場では、床ずれやえそ(血液の循環が悪くなり皮ふの腐食、感染が起こる)の治療や自分でお口の中をきれいに出来ない患者様の口腔内の清掃で役立っています。
病院施設の衛生管理
近年は、入院施設における「院内感染」が数多く報告されるようになりました。感染者の多くは抵抗力が弱っているお年寄りの方ですが、中でもMRSAや、VREなどの薬剤耐性菌が大きな問題となっています。「EO水」はこれらの菌にも有効であることが確認され、病院施設内の衛生管理(院内感染対策)にも役だっています。
ご家庭での応用例
傷口などの殺菌(やけど、すり傷、きり傷、むし刺され、かぶれなど)
1殺菌の部位や、使いやすさなど、状況に応じて「EO水」の使い方を工夫します。
2症状に合わせて軟膏などのくすりを使用してください。
赤ちゃんのおむつかぶれ
- 患部に「EO水」を、たっぷり浸したガーゼでやさしく拭いてください。
- 沐浴の際に全体重の10分の1程度の「EO水」を入れてもよい。
にきび、吹き出もの
1ウミなどの侵出物があるときは皮ふを傷つけないように洗浄してください。
2「EO水」はコットンに浸し、患部をバッティングするか直接洗浄します。
3「EO水」はアストリンゼント効果がありますので、洗い流す必要はありません。
水虫・タムシ
水虫の病原菌、白癬菌は「EO水」に触れると30秒以内に死滅します。皮ふの表面近くで繁殖している症例では改善が期待できます。人によっては、皮ふの奥深く潜んでいることがあるため、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
※ 使用上の注意を参考にし、患部を浸しておく時間を十分にとることが大切です。
痔・生理かぶれ
- 痔や、生理かぶれも基本的な使い方は(傷口の殺菌)と同じ要領です。
- 痔の場合は排便後、毎回使えるように携帯用のスプレーに入れて持ち歩きましょう。