咬み合わせが低いと気道が狭まり、特に夜の呼吸が十分にできなくなって、イビキや歯ぎしり等が起こり、脳に十分に酸素が供給されなくなります。
このような状態が続きますと、将来、鬱や痴ほう症といった血液的病気を誘発する恐れがあります。
特に高齢者では、長年月の咀嚼の影響もあって、お口の中の歯全体が咬耗によりすり減っていますので、睡眠時などに気道が狭くなって十分な呼吸ができていない事も考えられます。
このような場合、咬み合わせが低い低位咬合であり、原因がはっきりしない頭痛や不眠、疲労感などの症状、いわゆる不定愁訴を自覚されているようです。
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