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2016.02.12更新

    血液中にある血小板は、 傷口などに集まって出血を止める働きがあります。

   国立循環器病研究センターを中心としたチームは、 血管壁のタンパク質 「コラーゲン」 と結合し、 血小板の止血作用を妨げる特性を持つミュータンス菌に着目。

   脳出血患者の唾液に含まれるこのタイプのミュータンス菌を調べたところ、 血管壁のコラーゲンと結合する能力が高い菌を持つ患者ほど、 脳内の出血部位が多かった。

   ミュータンス菌は口の中の血管から血流に乗り、 脳の血管に到達。

   そこでコラーゲンに結合して炎症を起こし、 止血作用を妨げたり血管をもろくしたりして、脳出血を引き起こすとみている。

投稿者: 南歯科医院

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