歯ブラシを手で小刻みに動かすブラッシングの動作は、 加齢で手が動きにくくなると難しいくなるもの。
個人差はありますが、 だいたい70歳前後から歯ブラシの動かし方が大ざっぱになったり、 磨きにくい奥歯は動かせていなかったりという様子がポツポツ見られるようになります。
患者さん自身は変化に気づきにくいので、 「 これまでと同じように磨いているつもりなのに、 歯科医師に磨き残しを指摘された 」 という人は注意が必要です。
こんな時に頼りになるのが、 電動ブラシ。
「 いずれ電動ブラシを使いたい 」 と考えている人は65歳頃から慣れておくといいでしょう。
しかし、 基本はあくまでも歯ブラシを手に持って磨いていただくことにつきます。 手磨きによってきき手の握力なども自然と鍛えられるということになります。