炎症はさらに強く広がって、 歯肉の色はピンク、 赤、 紫色が混在した状態になります。
また歯肉は本来歯を覆っていた位置から下がり、 歯の根元付近が徐々に露出してくるので、 歯が長くなったように見えます。 歯肉の内側では歯を支える歯槽骨が溶け始め、 レントゲンで見ると高さが低くなっています。
歯の違和感や揺れ、 口の中の粘つき、 口臭などかなり症状も現れますが、 まだ気づかない人もたくさんいます。 また、 歯と歯のすき間が広がり、 そこから息が漏れることによって 「 サ行 」 が発音しにくくなるなど、 発音への影響も出始めます。
第3段階以降はプラーク除去などの治療だけでは改善されないことも多く、 手術をおこなうこともあります。