歯周病が広範囲に及んでいる場合、 プラークや歯石は一度に取りきれませんので、 4〜6回に分けて除去します。 ひととおり処置が終わったら、 歯ぐきの傷が収まるまでの期間を置いてから再検査をします。
その時に、 ポケットがなくなり血がなくなっていれば、 ひとまずは「治癒した」 といえます。
しかし、 歯によっては複雑な形をしているものがあります。 たとえば奥歯は根っこが2、3本あって、 根っこと根っこの間についた歯石は取ることがとても難しいのです。
ですから、 一度の治療では十分にプラークや歯石が除去しきれないことが多々あります。