歯周病になると歯周ポケットの内側が出血し、 歯周病菌が中に侵入。 血液にのって全身に運ばれ、 悪影響を与えるのが、
そのメカニズムです。
歯周病は糖尿病を悪化させるほか、 肥満や動脈硬化、 関節リュウマチ、 ガンや早産になるリスクが増加します。
また、 これらの病気は、 腸内細菌のバランスが崩れることでも、 リスクが増加するのです。 口と腸は繋がっていることから、
歯周病菌が唾液と一緒に飲み込まれることで、 腸になんらかの影響を与えることが考えられます。
健康な状態だと良い働きをする腸内細菌ですが、 歯周病や肥満、糖尿病などにかかると、 腸内の細菌叢バランスが崩れて悪玉菌が増加。
それらがつくる毒素や発ガン物質によって、 代謝性疾患やガンなどのリスクをあげるのではと考えられます。