歯周病菌や虫歯菌などの細菌は、 口の中の食べカスをエサにして増殖します。
食後4〜8時間程度でネバネバとした粘液を出すプラーク ( 歯垢 ) となりますが、 そのまま放置するとさらにすごい勢いで増殖し、
約24時間後には石灰化して 「 歯石 」 となります。
プラークは日本語で 歯の垢(あか)と言いますが、 この垢から水気がぬけて、 硬い歯石となるわけです。
ネバネバしたプラークは歯磨きである程度落とすことができますが、 硬い歯石は歯磨きでは取ることができません。
また、 歯石の表面は、 歯の表面よりザラザラして引っかかりがあるため、 歯よりもずっとプラークがたまりやすくなります。
つまり、 歯石がたまると、 より歯周病になりやすくなるのです。