2013.02.10更新
口臭に悩む人は多い。
口臭の主な原因は、舌の上に白くたまる舌苔 (ぜったい) と云うものです。
効果的な対策をとるにはまず、口臭が発生する仕組みをきちんと知ってもらいたいと思います。
「市販の製品で効果が実証されているものは少ない。」
香料を含むカプセルや健康食品、サプリメントの多くは、腐敗臭のような通常の口臭には効き目が薄いようです。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.10更新
歯周病は 「どうすれば治るか」 「どうすれば予防できるか」 が分かっている病気ですので、症状によっては
期間がかかる場合もあると思われますが、ぜひしっかり治して、歯周病と無縁の人生になってください。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.10更新
病気の 「完治」 とは、ふつう 「元の健康な状態に戻ること」 なのですが、歯周病の場合完全に元に戻ることはありません。
歯周病でいう 「完治」 とは、「歯肉や歯槽骨の炎症が無くなり、これお維持すれば健康でいられる」 と云う状態をいいます。
歯周病は非常に再発しやすく、又それに気ずきにくいものです。
ですから、再発を防ぐためにも定期的なメインテナンスが非常に重要です。
メインテナンスの進め方は、その人の口腔内の状態によって歯科医院が決定してゆきます。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.04更新
また、不適合なかぶせ物や詰め物はプラークが留まりやすく歯ブラシでは簡単に除去しにくいため、適合の良いものに取り換える必要があります。
歯ぎしりや咬みあわせに問題がある場合は、咬む力の負担が一部の歯に大きくかかり、その歯の歯周病症状が進行して、ついには歯を失うことにもなりますので、時には咬み合わせの治療も必要となります。
歯周病は生活習慣病とも云われます。
歯磨き習慣や喫煙、生活習慣や食生活を見直すことも大切です。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.04更新
前回のお話で、改善が見込めない重度の歯周病は歯周外科手術が必要になります。
歯肉を切開して、歯肉の奥の歯根面についている歯石や汚れを直視下で除去します。
また、条件が整っていれば歯槽骨を再生する手術が出来る場合もあります。
それでも改善が望めない場合は、残念ながらご希望の時期に歯を抜いていただくことになります。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.04更新
歯周病菌は主にプラークに棲んでいますので、これをできるだけ減らす必要があります。
それには毎日の 「お口の中の最適な歯磨き」 が必須となります。
歯科医師や歯科衛生士が行う治療は、まず歯石を取り、歯根表面のざらつきを歯本来の滑沢な面に仕上げます。
軽度~中程度の歯周病はこういった処置と患者さんのブラッシングでかなり改善したり、殆んど治るところまでゆきます。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.04更新
さて、治療の第一歩は 「現在の口腔内の状態を正しく認識してもらう。」ことです。
歯と歯槽骨のエックス線写真検査や歯周ポケット検査、歯肉の炎症の有無の検査、歯周病が進行しやすいかどうかのリスクテストなどを行い、現状を把握します。
次に重要なのが 「プラーク・コントロール」。 患者さんの日々の正しいブラッシングです。
十分に歯を磨いていると思っていても、歯と歯の間まで十分には磨けないものです。その為に、一般的には患者さんに歯の磨き方を覚えてもらうことになります。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.04更新
「歯の周りから炎症を起こす原因 (プラークなど) を機械的にとる。」事以外にないのです。
米国歯周病学会は40年前からこのことを訴え続けています。
成人の8割が歯周病と言われている中で、自分が歯周病であると気づいている人はその半数にも満たないというデータがあります。
これが歯周病が 「サイレント・ディシーズ」 と呼ばれる由縁です。
投稿者: 南歯科医院
2013.02.03更新
歯周病の治療は、「お口の中の細菌の総数を減らし、その中の歯周病原菌をできるだけ取り除き、歯の周囲に付きにくくする」 治療です。
具体的には 「歯の周りから炎症を起こす原因 (プラーク・歯石・着色物など) を機械的に取り除くこと。」です。
機械的な原因除去療法は歯科医師と歯科衛生士の仕事です。
そして、その後の歯茎より上の細菌の除去は患者さんの仕事です。
投稿者: 南歯科医院