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2013.04.10更新

    咬み合わせが低いと気道が狭まり、特に夜の呼吸が十分にできなくなって、イビキや歯ぎしり等が起こり、脳に十分に酸素が供給されなくなります。

   このような状態が続きますと、将来、鬱や痴ほう症といった血液的病気を誘発する恐れがあります。

   特に高齢者では、長年月の咀嚼の影響もあって、お口の中の歯全体が咬耗によりすり減っていますので、睡眠時などに気道が狭くなって十分な呼吸ができていない事も考えられます。

   このような場合、咬み合わせが低い低位咬合であり、原因がはっきりしない頭痛や不眠、疲労感などの症状、いわゆる不定愁訴を自覚されているようです。

   

投稿者: 南歯科医院

2013.04.10更新

    このように、咀嚼という行為は、乳幼児の段階から既に呼吸と深く関わり、血液中の酸素量を左右し、生きるために最も大切な器官である脳に影響を与えます。

   このつながりが、成人において顕在化するのが、睡眠時無呼吸症候群です。

   最近、呼吸内科というものがあり、睡眠時無呼吸症候群という病名がつくと寝ている間に酸素を送る装置を月5,000円ほどで貸すそうですが、 「一生治りませんよ」 といわれたということです。

投稿者: 南歯科医院

2013.04.08更新

    哺乳ビンによる授乳は、乳児の成長発育に栄養と代謝の障害を生じさせる原因となることがあります。

   咀嚼器官の活動が不活発となり、 舌、唇、頬、頬骨のリズミカルな筋肉運動が不足するばかりでなく、鼻呼吸を困難にし、口呼吸を優先するようになります。

   口呼吸を優先することによって、鼻腔が狭くなると、副鼻腔炎、いわゆる蓄膿症の原因となり、さらに気道をとおる酸素の吸入量が制限され、血液に結合したエネルギーに対する需要が大きい成長時には、脳の機能低下にもつながります。

投稿者: 南歯科医院

2013.04.08更新

    正しい咀嚼のトレーニングは既に授乳期から始まっている事に注意をむけておきましょう。

   授乳の際に赤ちゃんがおっぱいに吸いつくこと、つまり吸啜行為は、筋肉の成長過程の基礎となり、やがて歯烈の成長に重要な働きをもたらすことになります。

   母乳による吸啜動作は下顎と舌、さらに口輪筋などの咀嚼に働く器官の運動量を大きくし、母子ともに相当の努力を必要とします。

   人口のゴム乳首によって人工ミルクが与えられるときには、人口乳首のゴム管から流れ込んでくるミルクをただ吸引するだけで、咀嚼に要する運動量は非常に小さなものに留まります。

投稿者: 南歯科医院

2013.04.08更新

    咀嚼の働きに助けられて血流がさらさらと流れれば、酸素と栄養が体の隅々にまで流れ、命は生きながらえます。
   あとは、食生活に注意して、血管を詰まらせないことです。

   お肌の曲がり角と言われた25歳は、血管の曲がり角でもあります。

   人間の植性はもともと植物ですから、 米、麦などの穀類60%、野菜30%、肉・魚は10%摂るのが理想ではないでしょうか。

   そして、よい咀嚼は唾液の分泌を促し、これらの消化を助けてくれるのです。

投稿者: 南歯科医院

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