2013.05.28更新
歯ぎしりの最大の問題は自覚症状がない人が多いことです。
単身暮しの場合や、歯ぎしりの音がしない場合では、本人や家族等が気づくのはまれです。
歯ぎしりを放置しておくとどんな症状が出るのでしょうか。
多いのが歯ぎしりの咬む圧力で歯がすり減って、歯を支える組織に影響が及び、歯周病を発症したり悪化したりするケースです。
インプラントやかぶせたものが破損する人もいます。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.24更新
睡眠時の歯ぎしりは、大きく2つに分類されます。
上下の歯をすり合わせてぎりぎりと不快な音を出すタイプと、音はしないが歯を強くかみしめるタイプの食いしばりです。
どちらも主に睡眠が浅くなるときに発生すると言われており、歯ぎしりの際に出る力は、日中強く咬む際の十数倍にも達します。
そんな大きな力が1時間に4~5回、長い時には一晩に合計40分近くも口の中で発生している例もあります。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.24更新
「ぎりぎり」 や 「ぎしぎし」、 寝ている間に歯と歯をすり合わせる歯ぎしりの音です。
自覚症状のない人も多いですが、そのまま放置しておきますと、歯がすり減るだけでなく、歯周病が発症または悪化することもあります。
健康を脅かす危険なサインの一つとしてとらえ、早めに対処していただくことが大切です。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.23更新
ところで、禁煙するとどうなるでしょうか。
タバコの悪影響は徐々に少なくなっていき、お口の中も本来の姿を取り戻してゆきます。
ですから、歯周病などあらゆる歯科治療の成績は上がります。
本当に歯肉の状態はみるみる改善します。
お口の健康を保つためには、 「タバコを吸わない」 ことが必須なのです。
もし貴方がタバコを吸い続けたいならば、吸わない人の何倍も努力して歯周病の管理をしなければなりません。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.23更新
喫煙者は歯周病のみならず、抜歯後の傷口の治癒、インプラント手術後の成績が落ちるなど、あらゆる歯科の治療に悪影響を及ぼします。
また、「歯肉」 という言葉を 「全身」 や 「細胞」 に置き換えると、体への影響も容易に想像できます。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.23更新
タバコの害、続き
*ニコチンによる末梢の血管の収縮がおこり、歯肉の循環障害 (酸欠)がおこる。
*白血球の機能低下(免疫力低下)がおこる。
*ビタミンCの不足により、歯肉を修復するのに必要なコラーゲンの生成が低下する。
つまり、歯周病になりやすく、治りにくい、そして再発しやすい色々な条件が整ってしまうのです。そして、歯周疾患の自覚症状は非喫煙者以上に、ほとんど自覚症状が出ません。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.23更新
タバコの害を、口の中に限定してお話しますと、
*歯肉や唇にメラニンが沈着して黒くなり、線維性のゴツゴツした歯肉になります。
*ヤ二で歯が汚れ、プラークを付着させやすくする。
*舌苔が増え、そこにヤニが沈着し、口臭がする。
*味覚が鈍麻する。
*唾液の分泌を減少させる。
*口腔癌のリスクを高める。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.23更新
タバコは、もちろん歯周病とも深く関連しています。
一般的に喫煙者は、非喫煙者に比べ3倍も歯周病リスクが高く、5~7倍重症化しやすく、また2倍も多く歯を失っているという報告があります。
喫煙本数と比例して歯周病が重症化することも分かっています。
非喫煙者でも、歯周病にかかった人の3割は家族が喫煙者というデータもあり、副流煙による受動喫煙も見逃せません。
タバコは歯周病を増悪させる最大のリスクファクターと言っていいでしょう。
投稿者: 南歯科医院
2013.05.23更新
「喫煙は 百害あって 一利なし」
今回はタバコを吸う方には耳の痛い話です。
タバコには4000種以上の化学物質が含まれ、そのうち、ニコチンやタール、一酸化炭素など200種類ほどに発癌性があります。
1997年に先進国の最大の死亡原因は喫煙と受動喫煙の害にある、とWHOが警告しています。
投稿者: 南歯科医院