スタッフブログ

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2016.04.27更新

    歯周病は歯茎からの出血を伴い、 歯を支えている線維や歯槽骨を溶かす恐ろしい病気です。

   とくに、 成人になると8割くらいの人が罹患し、 口臭や物をよく噛めない原因となります。

   この歯周病原菌は、 口腔内だけでなく、 血液やリンパを介して全身に入り込み、 生体の防御機能のバランスを崩し、 炎症による生理活性物質が活発となり、 全身疾患の引き金になります。

   心疾患、 肺炎、 糖尿病、 骨粗しょう症、 低体重早産などの原因の一つと言われています。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.27更新

    むし歯や歯周病の原因は、 細菌による感染症ということが明らかになりました。

   虫歯の原因となるミュータンス菌は、 歯が生えるころから口の中に定着します。

   一方、 成人の大半が歯周病に罹患しているという厚生労働省の 「歯科疾患実態調査」 からもわかるように、 歯周病の初期症状である歯肉炎は3~4歳の幼児からもみられています。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.22更新

    歯周病は、 かっては 「不治の病」 といわれ、 年をとると歯茎が弱り、 歯がなくなってしまうのはごく自然なことと受け止めていた時代がありました。

   しかし、 歯周病は歯茎の周りのプラークで発症する炎症性感染症として認められ、 宿主の生体防御を高めるとともに、 局所の歯の周りを綺麗にすることで、 大半の歯周病は治癒の方向へ向かうことが分かってきました。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.21更新

    歯垢 (プラーク) は歯周病の局所原因ですが、 場合によっては、 口腔内が不潔になるため口臭を発生させることがあります。

   歯周病や口臭はこのプラークを除去することが治療法となり、 また予防になります。

   しかし、 歯を磨くことで100%のプラークコントロールを期待することは困難です。

   ですから、 歯科医師は患者さんの負担を考えて、 補助的な先口剤などを用いて効果的なプラーク除去方法をアドバイスすることが大切です。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.21更新

    口の中で生息している細菌には、 歯や歯肉の周りに付着する細菌がいます。   

   これを歯垢 (プラーク) と言います。   このプラークはむし歯や歯周病の原因になります。

   そしてこのプラークを除去するのに歯ブラシによるブラッシングと言う方法があります。   しかし、 歯ブラシで歯垢を完全に取り除くことは、 よほど熟練しないと困難な場合が多いようです。

   また、 脳梗塞や脳性麻痺などで手が不自由となり、 歯ブラシがうまく使えない場合もあります。

   このような場合、 義歯であれば介護者に外してもらって、 義歯を十分洗浄してもらったり、 口の中が汚れている場合はうがいをして口腔内を清潔にし、 口の中の環境を整えることが大切です。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.20更新

    うがい薬と言うとふつうは、 風邪をひいたりのどが痛むときに、 咽頭や扁桃といった上気道の炎症の緩和に用いられますが、 扁桃炎、 咽頭炎、 口内炎、 抜歯後の感染予防、 口腔の消毒や洗浄などの目的でも使われています。

   一般的にはポピドンヨード、 アズレン、 2%重層水、 オラドールなどが用いられています。

   外に出て帰ってきた時は、 よく 「うがい」 をすることが大切だと言われますが、これは大事なことです。

   口の中には多くの細菌が生息しており、 200種以上の細菌が人を宿主として共生しています。  この口の中の細菌は、 適切な条件で生息している限り宿主である私たちの体をむやみに攻撃したりすることはありませんが、 お口の中を清潔にするに越したことはありません。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.20更新

    歯ブラシに歯磨き剤をつけて磨くと、 発泡作用や清涼感を持たせるために入っているペパーミントなどのために、 十分ブラッシングしないうちに口の中が泡で一杯になることがあります。

   おまけに口をすすぐと、 清涼感のため口の中が清潔になったという錯覚にとらわれる傾向があります。

   せっかくの歯磨き剤も、 しっかりと歯を磨き終わらないうちに吐き出してしまっては台無しです。

   そこでまず、 歯ブラシに歯磨き剤をつけないで、 歯全体の汚れが除去できるよう隅から隅まで丁寧に磨きます。   磨き残しのないよう十分磨いたら、 その後歯磨き剤を歯ブラシにつけてもう一度磨いてください。
   こうすることによってあなたの歯磨きは完壁となります。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.18更新

    そこで、 歯磨き剤の作用について考えてみますと、

    1   歯面研磨、 溝掃効果を期待する機械的作用
    2   吸着、 発砲、 溶解、 分解、 中和などの科学的作用
    3   殺菌、 抗菌作用などの生物的作用
   などに分けられます。    歯面を研磨、 清掃するのは、 生活物質の汚れを除去するために不溶性物質によって機械的に除去する方法です。   リン酸カルシウムや水酸化アルミニウムなどがあります。

   吸着、 発砲、 分離、 中和作用は、 歯磨き剤の中の泡立たせる物質によって行われ、 界面活性剤など、 汚れた歯面を化学的に清掃する物質が入っています。   抗菌、 殺菌作用は、 口腔内の細菌の発育を抑制したり、 殺菌することでむし歯や歯周病を予防します。

投稿者: 南歯科医院

2016.04.18更新

    歯を磨くとき、 歯ブラシに歯磨き剤をつけて磨くのがライフスタイルとして定着しているようです。

   「むし歯予防」  「歯周病予防」 ・・・・・・・。

   宣伝文句は様々ですが、 ここで歯磨き剤の役割は何かということを、 一度考えてみましょう。

   厚生省発行による歯口清掃指導の手引では、 「歯磨き剤は歯ブラシを併用して歯口清掃の効果を高めるために用いられる材料です。  しかし、 単に歯口清掃だけでなく歯科疾患の予防、 抑制あるいは口臭除去、 その他の効果を期待する薬物などを配合するのが普通です」 と述べています。

投稿者: 南歯科医院

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