2012.11.13更新
歯周病の治療にあたっては歯石を取り去り、プラークを出来る限り減らします。
毎日食事をすればプラークは付きますから、歯磨きはとても大切です。
ただ、御自分でいくら頑張って歯を磨いてもらっても、どうしても歯ブラシが届きにくい場所があります。
ですから、歯科医師や歯科衛生士と患者さんとの2人3脚で進めてください。
歯周病対策は 「歯磨きに始まり、歯磨きに終わる」 のです。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.12更新
歯周病は一度罹ってしまうと、 「健康だった元の状態」 に戻すことはできません。
治療は 「炎症を無くし、これ以上進行しないようにする」 と云うことになります。
ですから、 ”予防” が重要になるのです。
歯周病菌は虫歯菌とともにプラーク (歯垢) に多く棲んでいます。
プラークは細菌が歯の表面にベタベタくっついて出来たもので、1㎎中に約10億個もの細菌がいると言われています。
また、プラークが唾液のカルシウムなどと結合して歯の表面にびっしり固まったものが歯石です。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.12更新
”自覚症状” がほとんどないように思われますが、気をつければ 「歯周病」 のサインは色々あります。
歯を磨いて血が出る
口臭がする
歯肉が赤や紫色にはれている
口の中がネバネバする
歯肉がむずがゆい
歯と歯の隙間が大きくなり、物が詰まりやすくなった
歯が長くなったり、出っ歯になった気がする
歯がグラついて、硬い物が食べにくく、硬い物を食べると痛いときがある
歯が浮いた感じがする
いかがでしょうか? 一つでも当てはまれば歯周病の可能性が高いのです。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.09更新
歯周病を放置しておくと歯周病菌は歯と歯肉の隙間に深く潜り込み、さらに強い毒素を出して歯を支える歯槽骨にまで炎症を起こさせます。
これを 「歯周炎」 (歯槽膿漏) といいます。
歯槽骨は炎症を起こすと破壊されて溶けていきます。
この段階になってもほとんど自覚症状がないため、放置されがちです。
そして炎症がどんどん進むと、歯槽骨が歯を支えきれなくなり、歯がグラグラしてきて最後には抜けてしまうのです。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.09更新
日本人では成人の8割の人が歯周病といわれていますが、 「怖いもの」 と思っている人は残念ながら非常に少ないです。
歯周病菌は毒素を出して、まず歯肉に炎症を起こさせます。それにより、歯肉は赤く腫れたり出血したりします。
これが 「歯肉炎」 つまり歯周病の第一段階です。
しかし、ほとんど自覚症状がないため、多くの場合放置されてしまいます。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.09更新
「歯周病」 とは、歯を支えている、歯肉、歯根膜、歯槽骨、セメント質に起こる様々な症状の総称です。
歯周病の原因は歯周病菌です。つまり 「細菌による感染症」 なのです。
ギネスブックにも、"人類史上もっとも多い感染症" と載っています。
そう聞くととても怖い病気に思えませんか。 実際、口腔内だけでなく、体のあらゆる病気の原因になりうる非常に
怖い病気なのです。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.08更新
日本では100歳以上の方が5万人以上おられます。
自分で食事をし、自分でお手洗いに行き、お風呂に入れる人はどれくらいおられるでしょうか。
健康で長寿の方が一人でも増えること、また、シニアライフを満足いくものにしていただくためにも、口の中に異
常を少しでも感じられたら、少しでも早く歯科医院へ行かれることをお勧めします。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.08更新
口腔内の細菌の数は、よく清掃された清潔な場合で100億以下、清掃の悪い状態で1000億程度です。
何らかの病的な時や、清掃できない場合は1兆ぐらいと云われています。
さらに、歯肉縁下には500種類ぐらいの様々な細菌が生息しています。
これらの細菌のうち、特定の歯周病原因菌が集合体を成し、バイオフィルムを形成するようになると、歯周病の発
症と進行に大きく関与してくることが分かっています。
投稿者: 南歯科医院
2012.11.05更新
「歯と歯ぐきの間からばい菌が入って歯周病になると、その細菌が全身をめぐってインスリンの活動に障害を起
こし、糖尿病の原因になることが最近分かってきました。」
毎食後の歯ブラシはもちろん、虫歯や歯周病の症状がなくても3~4か月に1度は歯科医院でチエックしてもらう
ようにしたい。
101歳の日野原重明先生自身、今も17本の歯が残っているという。
プレジデント 2012・11・12号より
投稿者: 南歯科医院