健康長寿社会に寄与する歯科医療 13
2014.04.09更新
重度の歯周病の患者さんでは糖尿病を発症する可能性が高いことは20年程前から明らかにされてきました。
そのメカニズムは、 歯周組織局所で炎症性サイトカインが持続的に産生され、 それらサイトカインが全身的にインスリンの作用を阻害するため、 糖尿病が重症化しやすく、 歯周病の重症化が糖尿病の血糖コントロールに悪影響を与えると考えられています。
そしてその因果関係の逆として、 歯周治療による歯周組織の炎症の改善が、 血糖値の減少に奏功することが示されています。
そのメカニズムは、 歯周組織局所で炎症性サイトカインが持続的に産生され、 それらサイトカインが全身的にインスリンの作用を阻害するため、 糖尿病が重症化しやすく、 歯周病の重症化が糖尿病の血糖コントロールに悪影響を与えると考えられています。
そしてその因果関係の逆として、 歯周治療による歯周組織の炎症の改善が、 血糖値の減少に奏功することが示されています。
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