2015.04.23更新
不必要に上下の歯を接触させる習慣が何十年と長期化しますと、 顎関節症、 歯並びの乱れ、 歯に詰めたものがとれる、 歯科医院で義歯やブリッヂを入れると痛むなどのトラブルが考えられます。
若いうちは大丈夫でも、 高齢になれば、 口腔内の組織が弱体化し、 ダメージが深刻化する場合があります。
覚えておきたいのは、 不必要に上下の歯を接触させる習慣によって一番大きな力がかかるのが、 一番寿命が短い奥歯だということです。
投稿者: 南歯科医院
2015.04.23更新
仕事中に不必要に上下の歯を接触させますと歯が圧迫され、 歯を支える歯根膜の血流が悪くなり、 食事中に急に血流が戻り、 歯は過剰に敏感になって噛んだだけで痛みお感じる、 ということも起こります。
長く正座をした後に立ち上がると、 足がしびれるのと同じ状態で、 足の痺れも歯の場合も血流が安定すると歯痛もなくなります。
仕事の後に起こる一時的な歯痛や、 口もとの疲れを感じる方は不必要に上下の歯を接触させている疑いがありそうです。
投稿者: 南歯科医院
2015.04.16更新
不必要に上下の歯を接触させる癖とは、 脳からの信号を無視し続けて作業に没頭し、 とうとうリラックス反射が作動しなくなった状態、 といえます。
リラックス反射さえ働いていれば、 瞬間的に強くかみしめても、 あまり害はありません。
軽い力でも、 長く続くことが問題です。
無意識の癖だけに、 自分で気づくことが難しい歯のかみしめの影響は、 人によって違ったパターンで現れます。
たとえば、 歯には何も疾患はないのに、 仕事の後に食事を始めると歯が痛むというケースなどです。
投稿者: 南歯科医院
2015.04.16更新
家事をするとき、 携帯電話を扱うときなど、 いずれも黙々と集中している状態が、 不必要に上下の歯を接触させる習慣を引き起こしやすいと言えます。
上下の歯を接触させる癖は顎関節症に特有の症状ではなく、 何時でも誰にでも起こることです。
自覚症状のない予備軍の人はかなり多いと思います。
本来なら長時間、 歯が接触していると、 「歯を離してリラックスせよ」 と脳から指令が送られ、 口の筋肉がゆるみます。
これは体の反射機能。 いわば、 口のリラックス反射で、 誰もが持っている機能です。
投稿者: 南歯科医院
2015.04.16更新
食事や会話以外の時間に、 上下の歯がずっと接触している人がいます。
上下の歯が接するだけで、 口を閉じる筋肉は活動状態になり、 それが長く続くと、 歯や口の筋肉、 関節が抑えつけられ、 顎関節症になりやすいことが分かってきました。
この癖を持つ患者さんは、 まじめで完璧主義の ”がんばり屋さん” が多いのだとか。
不必要に上下の歯を接触させる癖を引き起こす社会背景も大きな要因で、 集中すること、 こまめに休憩をとりにくいこと、 パソコン作業は要注意です。
時間に追われたり、 精神的なストレスが加わって、 思わず口もとに力が入ってしまうことは、 多くの人にも心当たりがあるはずです。
投稿者: 南歯科医院
2015.04.16更新
顎関節症の原因を探る調査を行ったところ、 約半数の患者さんに共通する口の習慣を発見しました。
それは、 不必要に上下の歯を接触させる癖です。
口を閉じていれば、 上の歯と下の歯はくついているのでは ? と思うかもしれませんが、 普通は唇を閉じていても、 上下の歯はどこも接触していません。
食事や会話で上下の歯が触れるのは瞬間的なもので、 丸1日分を合計しても20分以内とされています。
投稿者: 南歯科医院
2015.04.06更新
歯周病の治療や歯を失った時の治療を受けるのはもちろんのこと、 滑舌の衰え、 食べこぼし、 わずかのむせ、 噛めない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下を軽視しない事が大切です。
このわずかな口の衰えは体の衰えと大きく関わっています。
我々歯科医師は、 従来の 「8020運動」 に加え、 ここにオーラル・フレイル (年齢によって低下する口の周りや舌などの筋力を活性化すること) の予防という新たな考え方を示し、 健康長寿をサポートしてまいります。
投稿者: 南歯科医院