スタッフブログ

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2015.12.10更新

    歯周治療は、 治療の手順が明確です。

   はじめは、 患者さんに日常生活の中での 「歯の磨き方の指導」 をし、 さらに 「歯石除去」 といって、 歯に沈着した歯石をスケーラーという器具で、 歯科医師や歯科衛生士が除去します。

   ブラッシング指導と歯石除去により、 歯茎の状態はかなり改善されてきます。

   しかし、 歯を磨いているつもりでも、 歯と歯の間や奥歯の裏側などは磨きにくい場所ですので、 何回か実際に練習して自分の磨き方を歯科医院で評価してもらうことも大切です。

投稿者: 南歯科医院

2015.12.10更新

    歯周治療の一番初めに行う治療です。

   スケーリングとは、 歯冠や根面からスケーラーという器具でプラーク、 歯石、 ステイン (着色) を除去します。

   ルート・プレーニングは粗ぞうな歯根面が内毒素で汚染されたセメント質、 象牙質を除去し歯根面を滑沢にして再び歯石が付着することを阻止し、 線維性付着や上皮性付着を生じやすくします。

   臨床では、 両者の区別が判然としない場合はスケーリング・ルートプレーニングで、 まとめて行います。

投稿者: 南歯科医院

2015.12.03更新

    歯のクリーニングを歯科医院で定期的に行いますと、 歯周病の病原菌の増殖を防ぐことができ、 ひていは予防の役割を果たすことになります。

   従来、 歯の磨き方は個人によって様々ですが、 磨きにくい場所、 プラークのたまりやすい場所などには、 これからの歯の病気の予防を踏まえてプロフェショナル トゥ―ス クリーニングを行うことは、 大きな意義があります。

   厚生省、 日本歯科医師会の提唱する 8020 運動は2005年で 8009 (80歳で9本の歯が残っている)といわれ、 歯の保存は多くなっています。
   この歯の寿命を延ばすためには十分な専門職による手入れ (メインテナンス治療) が必要です。

投稿者: 南歯科医院

2015.12.03更新

    日常生活の中で私たちは、 着色したしょう油 ・ みそ汁、 嗜好品として珈琲 ・ 紅茶 ・ お茶などを飲みます。

   これらの着色成分が、 歯面にカスとして付着してきます。    この付着物のように石灰化したプラークは、 歯ブラシでは取れない場合が多いのです。

   歯ブラシに歯磨剤をつけて磨くと歯磨剤の中には歯面を研磨する材料も一部入っていますが、 これだけでは十分取れない場合があります。        このような場合、 歯科医師や歯科衛生士は研磨剤をつけて、 紙面をこするように磨く場合があります。        このような機械的方法で歯面の汚れを取りますと、 プラークを付着させる基地がなくなり、 頑固なバイオフィルムも除去され、 歯面と歯肉はきれいになり、 歯周病原菌が付着しにくくなります。

投稿者: 南歯科医院

2015.11.26更新

    「歯科医師や歯科衛生士により、 歯面や歯肉を専門的な器具や材料を用いて清掃してもらう方法」 を
 プロフェツショナル トゥ―ス クリーニングと言います。

   この方法には、 機械的に汚れを取る方法と、 化学的に清掃する方法とがありますが、 一般的に行われているのは前者の機械的清掃方法 ( PMTC  professional  mechanical  tooth  cleaning ) を言います。

投稿者: 南歯科医院

2015.11.26更新

    「歯を磨く」 と言うことは、 通常、 自分自身で磨くことを言います。

   しかし、 歯周病に罹患している人は、 自分で歯や歯肉についた汚れを落とすことが出来ない場合があります。

   このような場合、 歯科医師や歯科衛生士が患者さん自身がうまく磨けない場所を清掃し、 歯肉や歯の健康維持に一役買うことになります。

投稿者: 南歯科医院

2015.11.17更新

    「maintenance, periodontal, tooth  loss」 で検索すると、 きわめて多くの論文がヒットします。

   そのなかで、 調査対象数が多く、 監察期間の長いものを4編選び、 結果をまとめました。

   メインテナンスの内容、 調査対象に多少の違いはあるものの、 一人平均喪失歯数はいずれも少なく、 
0.4~3.6本でした。      この値は、 日本人が40~70歳の30年間に失う歯の本数10.5本と比べて著しく低いということです。

   このことから、 定期的なメインテナンスで、 いかに歯を失わずに保てるかということが分かります。

   また、 若い時期からしっかりとメインテナンスをしている人ほど、 歯を失っていないことが分かります。

投稿者: 南歯科医院

2015.11.16更新

    同じく日本人に 「一日にどれぐらいの頻度でオーラルケアを行っているか」 を聞いた結果では、 「2回」

   が43%で最多。

   次いで 「1回」 29%、 「3回」 26%、 「3回以上」 2%の順だった。

   こうした結果からオーラルプロテクトコンソーシアムでは、 日本人の口臭が気になる在日外国人は多いが、
一方の日本人は、 口臭要因の一つである歯周病に罹患していると自覚できていないケースが多く、 オーラルケアを毎日行っていても、 その仕方に問題があるのではないかと分析している。

投稿者: 南歯科医院

2015.11.16更新

    一方、 日本人に対して、 「自分が歯周病だと思うか」 を聞いた結果では、 「非常にそう思う・そう思う」

   はわずか9.8%で、 「思わない」 37.3%、 「どちらかと言うと思わない」 33.5%、 「全く思わない」

   19.3%を合わせると、 約9割が自己診断で 「自分は歯周病でわない」 と回答していることが分かった。

投稿者: 南歯科医院

2015.11.16更新

    さらに、 「2020年開催の東京オリンピックに来る外国人に対して、 エチケットの一つとして日本人が口臭の

   改善を試みるべきか」 を聞いた結果では、 「特にそう思わない」 との回答が57%で最多だったが、 

   「強くそう思う」12%と 「そう思う」 31%を合わせると、 約4割は改善に取り組んでほしいとしている。

投稿者: 南歯科医院

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