スタッフブログ

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2015.08.27更新

    昔は妊娠時に、 「出産回数に応じて自分の歯が悪くなる」 といわれてきましたが、 そうではありません。

   確かに妊娠初期と後期では 「妊娠性歯肉炎」 といって歯茎がはれたり、 出血したりします。

   これはホルモンの影響からなるもので、 普段からホームケアとしての歯口清掃にフロス、 歯間ブラシなどを用いて口の中を綺麗にしていれば問題ありません。

   それには 「かかりつけ歯科医」 で定期的なチエックを受け、 専門的な清掃をしてもらうことも大切です。

投稿者: 南歯科医院

2015.08.27更新

    歯周病は静かに進行する病気といわれており、 症状のないのが特徴といわれていますが、 ご本人には多少の自覚症状があります。

   痛みがないために見逃してしまうことが多いようです。

   歯周病は歯周病原菌の感染症ですが、 患者さんの体の抵抗力と環境因子 (喫煙、ストレスなど)などにも左右されます。

   また、 歯周病原菌を歯ブラシなどで十分に取り除かないと、 感染菌がそのまま歯と歯ぐきの間に入って、 徐々に歯ぐきや歯のセメント質、 歯槽骨、 歯根膜を破壊していきます。   歯周病が生活習慣病といわれる理由も、 長い間の生活様式で変容していくからです。

投稿者: 南歯科医院

2015.08.22更新

    歯石を取ったあとで、 歯と歯の隙間が大きくなったとか、 歯がしみるといった訴えをよく聞くことがあります。

   これは歯周病治療を行うことでセメント質表面の毒素を綺麗に除去したためであり、 歯茎がやせてきたのを回復するには時間がかかるので、 少し我慢をしてよく磨くようにすれば、 自然と治る場合が多いようです。

   いずれにしても、 歯石を放置しないようにすることです。

   そのためには、 歯周病の原因であるプラークの段階で早いうちに除去することが大切になってきます。

投稿者: 南歯科医院

2015.08.22更新

    歯周病治療を行う際は、 先ず異物である歯垢を除去し、 感染予防のために口の中を清潔にして治療を行ってゆきます。

   長期間放置したままでいる人は、 下顎の前歯部の裏側や、 上顎の奥歯の表面などに歯石がピッタリと沈着しているケースが見られます。

   これは、 歯茎をやせさせたり、 ポケットの中の歯石はさらにポケットを深くしたりして、 歯をグラグラにしてしまう原因になります。

投稿者: 南歯科医院

2015.08.20更新

    歯垢 (プラーク) が歯や歯茎の周りに付着すると、 歯茎は白血球の防御力が作用して、 歯茎を守ります。

   しかし、 白血球の殺菌力が弱くなると、 細菌毒素や酵素などが反応して炎症が生じます。

   次第に歯茎内部の血管が拡張し、 血液成分がさん出液となって、 歯肉溝上皮からさん出します。

  一部では、 防御する好中球が破れて膿となって出てきますが、 このときに、 歯や歯茎の周りを清潔にしておけば、炎症症状はなくなり、 歯茎も元通りに回復する可能性があります。

   しかし、 そのまま放置しておくと、 結清が石灰化して歯石がセメント質に新着します。 



投稿者: 南歯科医院

2015.08.20更新

    歯石は、 歯垢(プラーク) の石灰化したもので、 歯茎と歯の間に沈着する硬いかたまりのことです。

   なぜ歯石がつくかといいますと、 毎日歯垢を機械的に取らない為です。

   生活習慣病は、 食事の偏り、 運動、 休息 喫煙、 アルコールなどの習慣とそれらの伸展に伴って発症する疾患といはれています。

   歯周病が歯科の疾患の中で、 唯一生活習慣病としてあげられている理由は、 日常の生活習慣に左右されるからです。

   本当に正しい歯磨きをして、 歯垢(プラーク)を正しく除去していれば歯石はつかないことになります。

投稿者: 南歯科医院

2015.08.20更新

    歯周病が重度に進行しますと、 時折歯茎がはれたり、 歯が動いて噛めなくなったりと、自覚症状が出てきます。

   しかし、 常時痛みが伴うわけではないので、 気にはしながらも、 歯科への受診を1日1日伸ばしている人が多いようです。

   歯周病が重度に進行しますと、 骨が溶けてあごを支えている骨が薄くなります。  歯が抜けた後に、 入れ歯やインプラントを行おうとしても、 あごの骨が薄いために上手くいかなくなることがあります。

   歯周病は成人病ともいわれ、 35歳以上の80%の人が罹患しているといはれています。   歯周病を進行させないためにも、 また歯周病に打ち勝つためにも歯科への受信と予防に気をつけたいものです。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.31更新

    初期の歯茎からの出血や腫れを放置しておきますと、 歯と歯ぐきの間に袋状のポケットが出来て、 その中に細菌がたまり、 残骸が膿となって外に出てきます。

   口臭の原因になったり、 口の中が粘ついたり、 歯と歯の間に物が詰まるようになってきます。

   一部では歯がしみたり、 歯茎がやせて歯が長くなり、 露出した状態になります。

   このような状態になると、 歯垢を完全に除去するという本人の努力 (ブラッシング) も大切ですが、 歯茎に悪い影響を与えている歯石や歯の汚れ、 ポケット内の歯周病原菌を取り除くという歯科医師や歯科衛生士による処置がひつようとなります。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.31更新

    歯肉炎または軽度の歯肉炎では、 炎症が歯茎に限定されていることが多く、 症状としては歯茎がはれて出血することです。

   たとえば、 リンゴをかじったときに、 血液がリンゴにつくことがあります。

   また、 ハミガキを強くしていると、 歯ブラシに血がつく場合があります。

   この程度ですと、 プラーク (歯垢) を綺麗に取り除くだけで歯肉は元どうりに回復してくれます。

   歯石が沈着しているときは、 歯科医院で歯石を除去して歯面、 根面を綺麗にします。

投稿者: 南歯科医院

2015.07.30更新

    一般的にバイオフィルムというのは、 下水管や湿った場所で管の周りにできるヌルヌルした沈着物のことをいいます。

   口の中でも同じように、 歯や歯ぐきの周りにヌルヌルした粘着様物質が沈着します。  そしてこれらを 「バイオフィルムプラーク」 という名前で読んでいます。

   バイオフィルムは多数の細胞から構成され、 細菌体外で合成する多糖類でグリコカリックスと呼ばれており、 複数の細菌が生息している環境でシグナルを出しています。

   そして、 自分たちの環境を守るために、外界からの攻撃を防ぐための膜状の防護膜をつくっているのです。

投稿者: 南歯科医院

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