スタッフブログ

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2014.05.02更新

    わが国でも、 全ての世代で、 定期的に口腔ケアを受けることが出来る体制の構築が重要です。

   家族で食事がしやすい社会に変えてゆくための環境ずくリや、 かむことの大切さを全世代に意識してもらう啓発活動も欠かせません。

   その結果、 いくつになっても食事を、 そして人生を楽しむことが出来るのです。

投稿者: 南歯科医院

2014.05.02更新

    お口の健康を維持するのは自らの責任であり、 痛くなってから、 困ってから歯科を受診するのではなく、 日ごろから注意を払い、 口腔ケアを定期的に受けることを目標としてください。

   そして口腔ケアはまず、 日々の個々人の自覚がとても大切だという事になります。

投稿者: 南歯科医院

2014.05.01更新

    日本学術会議の咬合学研究連絡委員会は2004年、 正しく噛んで味わう事が健康長寿をつくるという内容の報告をまとめています。

   そこでも、 現代人のかむ力の低下を放置すると、 高齢化と共に進む生活習慣病や認知症の増加を招き、 子供の成長や学習能力にも影響するとh指摘しています。

投稿者: 南歯科医院

2014.05.01更新

    前記の不自由になられた患者さんの場合、

   細菌が唾液などとともに肺に流れ込むことで起きる誤嚥性の肺炎を引き起こしやすくなります。

   誤嚥を引き起こす高齢者の8割は、 口腔機能の衰えが原因とする研究もあります。

   このようにして、 寝たきりの状態から、 人工呼吸器の使用や抗生剤の大量使用まで、 負のサイクルに運悪く陥ってしまう場合もあります。

投稿者: 南歯科医院

2014.05.01更新

    前回に書かせていただきました女性のように、 口から食事をとることによって、 筋力が回復し、 体のバランスも良くなり、本人の意欲も出てきたからこそ、 元気に退院することができたようです。

   上記の方とは逆に、 患者さんの噛む力が低下していた場合はどうなるのでしょうか ?

   胃ろうや、 鼻や口からチューブを胃に入れて栄養を補給する径管栄養、 中心静脈栄養と言った手段に頼ってしまいます。

   このように口からの食事をしませんと、 顎やのどの筋肉、 呼吸をつかさどる筋肉や嚥下時に働く舌の筋肉などが衰えてゆきます。 そのようになりますと、 話すことさえ不自由になってゆきます。

投稿者: 南歯科医院

2014.05.01更新

    よく噛んで食べることは、 人間の幸福や尊厳にもつながります。

   肺炎で入院した69歳の女性は、 口からの栄養摂取は無理と診断され、 体に何本も管が入り、 寝たきりで表情も失われていましたが、 転院を契機に、 女性にリハビリが始まり、 口腔ケアも実施され、 義歯を装着しました。

   すると、 軟らかい物から少しずつ、 食事がとれるようになり、 食事の量が増えるにつれて ”中心静脈栄養” などの管が順次外され、 女性はベッドに座って食事をするようになりました。

   さらに、 車いす移動、 廊下の手すりの伝い歩き、 つえ歩行と続き、 2ヶ月後には退院されたとのことです。

投稿者: 南歯科医院

2014.05.01更新

    「国民は健康の増進に努めなければならない」 と。 「健康増進法」  には書かれています。

   老化に抗することが出来ないのは、 自然の摂理であります。

   その自然の流れに対抗できる有力な手段、 すなわち咀嚼機能発揮のための手立てを、 我々歯科が実行することです。

   そして、 歯が残念ながらなくなったなら、 無くなった個所にインプラントや義歯を入れて、 出来るだけよく噛めるように治してもらう事です。

投稿者: 南歯科医院

2014.04.11更新

    口腔機能の維持向上作りのきほんは、

     1   何はさておき口腔清掃を十分に行う事、
     2   自分の歯であればもちろん結構ですが、 義歯の力も借りて、 噛める歯を手に入れること、
     3   たいていの物が噛めるだけの、 咀嚼筋力を衰えさせない事、
     4   食塊を作るための舌の動きが十分機能すること、
                                         です。

   これに、 栄養摂取を考慮して、
     5   調理の工夫、
                  を加えてもらうことになります。

投稿者: 南歯科医院

2014.04.11更新

    食品群のアンバランスにより、 噛めない人で不足する栄養素は、 タンパク質、 脂質、 カルシウム、 鉄、 ビタミンB2であり、 骨粗しょう症、 貧血、 皮膚障碍など、 高齢者の健康不良に直接結びつく栄養素の不足を窺わせます。

   つまり、 食品摂取の多様性が健康寿命を延伸する 「鍵」 となります。

   優れたそしゃく能力があること、 「何でも噛める」 ということが、 献立の多様性、 食材の多様性、 食品群の多様性、 そして栄養素の多様性をもたらし、 その結果健康余命が延びるという事です。

投稿者: 南歯科医院

2014.04.11更新

    なぜよく噛めると健康寿命が延びるのでしょうか。

   噛める人とそうでない人を、 食品群と栄養素の2つで表した簡単な調査結果があります。

   噛めない人は主食、 魚類、 緑黄色野菜類 (ご飯と魚や煮物) では引けを取りませんが、 摂取の可否が健康状態を大きく左右する肉類、 乳製品 (タンパク質源) をはじめその他の食品群は、 噛める人に比べて劣っています。

   唯一つ、 砂糖・菓子類は噛めない人の方が多く摂取していました。

   高齢者は甘い物を食事の代わりにしている可能性があります。

投稿者: 南歯科医院

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