簡単にわかる症状のポイント : 歯肉の色
2017.03.22更新
鏡を見ながら、 そっと下唇をめくり返して見ましょう。
このとき無理に唇をひっぱらないようにして下さい。 唇の裏側の淡いピンク色と、 歯肉の色を比べて見て、 歯肉の色が唇の裏側
よりも一段薄ければ合格。
唇の裏側と同じくらいだったり、 やや濃い、 濃淡があるという場合は要注意です。
同じように上側の歯肉も、上唇の裏側と比較してみましょう。
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2017.03.22更新
鏡を見ながら、 そっと下唇をめくり返して見ましょう。
このとき無理に唇をひっぱらないようにして下さい。 唇の裏側の淡いピンク色と、 歯肉の色を比べて見て、 歯肉の色が唇の裏側
よりも一段薄ければ合格。
唇の裏側と同じくらいだったり、 やや濃い、 濃淡があるという場合は要注意です。
同じように上側の歯肉も、上唇の裏側と比較してみましょう。
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2017.03.22更新
1 歯肉がときどき赤く腫れる 2 歯肉がムズムズしてかゆい 3 歯が浮いた感じがして腫れぼったい 4 冷たいものがしみる
5 歯を磨くと歯肉から出血する 6 下の前歯の裏側に歯石が付いている 7 朝起きたとき口の中がネバネバする
8 歯肉を押すと血や膿が出る 9 口臭を指摘された・自分で臭いと感じる 10 「 サ行 」 の音が発音しにくい 11 歯と歯の間に食べ
物がはさまりやすい 12 歯を押すとグラグラする 13 歯肉が下がり、歯が長くなった感じがする 14 以前とは歯並びが変わったよう
な気がする 3つ以上の項目が当てはまる人は、予防、治療のために早めに歯科医院を受診しましょう。
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2017.03.17更新
歯周病はゆっくりジワジワと進行して行くことが多く、 歯肉炎から歯が失われるまでの期間は15〜20年程度と言われています。
しかし喫煙や糖尿病にかかっているといったリスク因子があると、 進行が早まります。
またこうしたリスク因子に関係なく、 歯周病の約1割は 「 侵襲性歯周炎 」 という5〜10年で急速に進行するタイプであることがわかっています。
侵襲性歯周炎には 「 若年性歯周炎 」 という別名があり、 その名の通り10代20代という若い頃に発症し、 そのままにしておくと歯がグラグラになって、 40代ですべての歯を失ってしまったというケースも少なくありません。
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2017.03.10更新
歯肉はさらに下がって、 歯と歯のすき間も目立つようになります。
歯槽骨もだいぶ吸収されてなくなっているため、 レントゲンでは歯が細く長く見えます。 歯肉からは膿や血が出て口臭は一層強くなり、 歯はぐらつきます。 歯が不安定になるので、 本来の位置から歯が動いて歯並びが悪くなったり、 十分に噛めなかったり、 発音しづらくなることもあります。
ブラッシング、 プラーク ( 歯垢 ) や歯石の除去、 手術などさまざまな方法を総動員して治療しますが、 歯を救えずに抜歯になり、 入れ歯やインプラント治療が加わることも少なくありません。
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2017.03.09更新
炎症はさらに強く広がって、 歯肉の色はピンク、 赤、 紫色が混在した状態になります。
また歯肉は本来歯を覆っていた位置から下がり、 歯の根元付近が徐々に露出してくるので、 歯が長くなったように見えます。 歯肉の内側では歯を支える歯槽骨が溶け始め、 レントゲンで見ると高さが低くなっています。
歯の違和感や揺れ、 口の中の粘つき、 口臭などかなり症状も現れますが、 まだ気づかない人もたくさんいます。 また、 歯と歯のすき間が広がり、 そこから息が漏れることによって 「 サ行 」 が発音しにくくなるなど、 発音への影響も出始めます。
第3段階以降はプラーク除去などの治療だけでは改善されないことも多く、 手術をおこなうこともあります。
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2017.03.09更新
歯肉の炎症は深いところまで達し、 歯肉溝は仮性ポケットから 「 歯周ポケット 」 といわれる状態に進行します。
歯肉はむずがゆかったり、 触れるとプヨプヨしますが、 この段階では異変に気づかない人がほとんどです。
この状態でも、 歯肉炎の時と同じように、 ブラッシングと、 プラーク ( 歯垢 ) や歯石の除去などの適切なケアで回復が可能です。
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2017.02.24更新
歯周病菌が歯と歯肉のすき間に侵入すると、 歯肉は炎症を起こし、 赤く腫れて出血します。
これは、 異物である歯周病菌を追い出そうとする防御反応です。 同時に、健康なときは1〜2mmだった歯肉溝は、 歯肉が腫れることによって、 見かけ上、 歯と歯肉の境い目が深くなる 「 仮性ポケット 」 と呼ばれる溝を形成します。
この 「 歯肉炎 」 の段階ならブラッシングや、 歯科医師によるプラークと歯石の除去など適切なケアをすれば、 歯肉の炎症はおさまり、 仮性ポケットをもとの浅い状態に戻すことができます。
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2017.02.23更新
私たちの口の中には、 一般的に培養できるものだけでも400〜500種類ほど、 培養できない細菌を入れれば700種類ともいわれるさまざまな細菌が棲み着いています。 これらの細菌のうち、 むし歯の原因菌は口の中に残った糖分などをエサに、 一方、 歯周病菌はタンパク質やアミノ酸をエサにして、歯の周囲に歯垢 (プラーク ) と呼ばれる、 白くてネバネバした物質を作り出します。
歯の表面を爪でなぞってみると、 爪には白っぽい、 いわゆる 「歯くそ」 が付いてきます。 これが歯垢です。 ブラッシングを怠けたり、 磨き残しがあったりすると歯に付着した歯垢の層はどんどん厚くなり、 歯周病菌がくっつきやすくなってしまうのです。
歯垢に取り付いた歯周病菌は心地よい住環境を求め、 空気が届きにくい歯と歯肉の間にに向かって移動を始めます。
ここにはもともと 「 歯肉溝 」といわれる 1〜2mmのすき間があり、 歯周病菌はこの歯肉溝から奥へ奥へと潜り込んで行きます。
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2017.02.09更新
歯周病とはいったいどのような病気なのでしょうか。 ひとことで説明するならば、 歯そのものではなく、 歯を支えている歯槽骨や歯肉などの歯周組織が細菌に侵され、 破壊される感染症です。
歯周病の原因になる細菌はわかっているだけでも100種類以上あり、 これらをまとめて 「 歯周病菌 」 と呼んでいまいますが、 このうちよく見られるポピュラーなものは10種類ほどです。
人それぞれ原因となる歯周病菌は異なり、 一人1種類ではなく、いくつかの歯周病菌がかかわっているといわれています。
歯周病菌の最大の特徴は、 空気が大嫌いな 「 嫌気性菌 」 だということです。 そして、 空気が届きにくい歯と歯肉のわずかなすき間を好み、 ここから奥に入り込んでジワジワと勢いをましていきます。
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